島根初上映 おかあさんの被爆ピアノ

チラシ 3月14日(日)に島根県出雲市(出雲市民会館)にて、昨年公開された「おかあさんの被爆ピアノ」を初上映し136名に鑑賞いただきました。

広島の原子爆弾で奇跡的に焼け残ったピアノを調律師 矢川光則さんが修理・調律し、全国で被爆ピアノの音色を届けて回っている活動の実話から綴るオリジナルの物語のこの映画には、島根県生協連も協賛しています。 

 昨年末からの全国的な新型コロナウイルス感染の第3波の影響を大変心配しておりましたが、今年に入り本県では落ち着きを取り戻したことも有り、感染防止のソーシャルディスタンス、手指消毒、マスク着等、鑑賞される皆さんにご協力いただき映画会を迎えることができました。

 ただ島根での初上演にあたり、来県を切望されておられました監督の五藤利弘氏は、ご臨席を断念されることになり、代わりに、主演の佐野史郎さん、武藤十夢さんとともに、五藤監督から映画に込められた想いと平和への熱いメッセ―ジをビデオレターとして紹介することになりました。

 2月末に中止か開催かの判断をすることなど、新型コロナウイルス感染状況を注視しながらの活動となっため、それぞれの会員生協でも充分な広報活動が難しい状況でした。それでも、当日は予想以上の方にきていただき、次年度の活動にもつながると感じた上映会でした。

鑑賞 今年8月には、矢川光則さん・五藤利弘監督に来県いただき、被爆ピアノ演奏とあわせて映画上映を松江市で開催する計画をたてています。ひきつづき新型コロナウイルス感染状況を考慮しながらの活動となりますが、ご来場される方に核兵器廃絶を願うと共に、被爆ピアノの音色が後世にまで伝えられるような場にしていきたいと考えています。