会長挨拶

矢倉会長

 

新年あけましておめでとうございます。

   新型コロナウィルスのまん延で世界中が右往左往した年が終わり、2021年がスタートいたしました。日本では第3波の真っただ中、一人ひとりが感染防止のために大変ご苦労をされておりますことに感謝申し上げます。

   昨年は、新型コロナウィルスの情勢を憂慮し、4月の緊急事態宣言直後に、また、12月に医療生協の皆様にご意見を伺い、島根県知事に対し現場の状況をお伝えするとともに、コロナ対策への具体的要望をいたしました。

   国民あげて新型コロナウィルス感染症の収束に向けて取り組んでいますが、特に医療現場で働く皆さんには言葉にできないほどのご苦労をおかけしております。体力的な負担はもちろんのことメンタル面での負担が極めて大きいことと思います。

   コロナとの闘いを最前線で対応いただいている皆さんに心から敬意を表したいと思います。そして、その方々に対し、少しでも報いるために医療従事者手当を国において措置を頂くよう引き続き要請していきたいと思います。

   さて、日本をはじめ世界が新型コロナウィルス感染症の大波に飲み込まれ、世界中で失業、倒産が相次ぎ、経済活動はブレーキがかかり急激に失速しました。各国とも経済の失速を恐れ景気対策と称して、大量の資金を市中にばらまいています。日本の国債発行額は133兆円に達し、過去最大だったリーマンショック後の倍以上に膨れ上がっています。企業はおしなべて経営体力は落ち込んだのに、株価だけが上がり続けています。経済と財政の実態が乖離した状態はいずれ破綻の道に進みます。

   山陰両県の地場中小企業の皆さんも、必死でコロナ禍を乗り越えるために様々な努力をしていらっしゃいます。そうした中で、生き残るためには自ら変わらなければいけないと思います。これまでやってきた延長線上に答えがあるという生半可な考えはもう通用しないかもしれません。

  新型コロナウィルスはいずれ収束する日が来ますが、戻ってくる日常はかつてと全く同じではないと覚悟をしなければならないと思います。当連合会でも、安心して地域でくらすために何ができるか、日々精進し、知恵を寄せ合ってこの難局を乗り越えてまいりたいと誓いを新たにしているところです。

   今年一年が組合員の皆さんにとって、不安を乗り越え希望がもてる年であることを願い、新年の御挨拶と致します。

 

  

 

2021年1月 

島根県生活協同組合連合会

会長理事 矢倉 淳

 

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