機関運営研修会を開催

講師 8月27日(木)機関運営研修を、生活協同組合しまね大会議室にて、日本生協連 法務部 宮部好広氏を講師に、会員生協が、専門的な知見を得る機会として、昨年に引き続き2回目となる研修会に取り組みました。 研修テーマは「理事会運営に関する法的ルール」として、オンラインにて講義をしていただき、1名WEB、6名の実参加者での実施となりしました。オンライン講義は初めて試みでしたが、参加された方は有意義な学習との感想をいただきました。

 講師からは、「機関運営は法的業務ですが、法的業務という認識が比較的希薄で、マニュアルや前例の背後に隠れている法的なルールや考え方は意外に知られていないのが実状です。その意味では機関運営担当者の学習の機会は結構重要です。」とのご意見も頂き、今回は参加人数を絞りましたが、機関運営に関わる多くの方が学習の機会を持つことが大事ということを再認識しました。

 【感想】

○理事会の運営上の知識を増やすことが出来ました。1.利害関係 2.みなし 3、理事選出の欠員の件→再確認できました。

○みなし理事会の要件については、よく理解が出来た。記録のあり方についてもよく理解ができました。

○とても役に立つ研修会でした。分かっていたつもり、知っていたつもりで行っていたことが違っていたことがわかりました。すぐに見直して対応したいと思います。

参加○日常の理事会議題、議案の設定(何を報告、決定しなければならないのか)について、当然ではありますが、改めて理事会の役割を認識できたと思います。新型コロナの関係で、全国緊急事態宣言が出されたときに、理事会で「みなし理事会」実施意の可能性があったことから、事前に承認をもらいました。その際にも定款上の記載確認や手続きを確認しましたが、議事録の事までは具体的に考えていませんでしたので、本日詳細を学ぶ事が出来てタイムリーでした。理事定数についても任期途中で辞任を申し出る理事が出るときがあります。まだ、1名程度なので運営上あまり問題がありませんでした。しかし、可能性として、定数の欠員や補充をしなければならない事態も想定した理事の選出や定数の規定をしていく必要性がわかりました。