しまね消費者団体等交流会に参加しました。

会の様子3月6日(水)出雲市ニューウエルシティ出雲で島根県が開催た、しまね消費者団体等交流会に、県生協連から6名が参加しました。

〇消問研活動の過去・現在・未来 

       江津市消費者問題研究会  会長 田儀セツ子氏

 平成18年度からの消費者問題研究会の活動を紹介していただき、物価調査、マイバック運動、温暖化防止啓発グリーンカーテン推進運動、江津警察署との振り込め詐欺協定及びしろさぎ劇団、地元大型小売店との貢献交流など、普段から出来る消費者運動として継続して働きかける重要性などお話をいただきました。

〇つながる消費者の力!消費者団体と専門家 

       埼玉消費者被害をなくす会  理事長 池本誠司氏

 消費者トラブルの傾向は短期では減少といわれるが、長期スパンでみると1980年代後半と比して、7~8倍になっていることを私たちは留意しておかねばならないこと。消費生活トラブルに関わる契約購入金額は、推計値で約5.7兆円。警察の特殊詐欺の認知被害額は30年度で350億円。不本意に騙され取られている金額が地域経済に還元されことは地域の活性化にもつながること。また、近年高齢者を狙うケースが増えていることに憤りを感じること。適格消費者団体の役割・活動について、行政の支援と専門家集団の参画の意味にあわせて、ぞれぞれにどういうメリットがあるか資金面も含めての解説されました。埼玉なくす会の事例として、活動委員会と専門家の検討委員会で構成されており、受託事業の内容も含め持続可能な組織づくりの重要性についても説明されました。ネットワーク化には、県内横断したネットワーク、地域内での行政や警察、他団体とのネットワーク、専門家とのネットワークとあり、特に専門家とのネットワークがこれから必要になってくる等のお話をお聞きしました。

〇「しまね消費者団体ネットワーク」(仮称)構想について

 講演のお話しをお聴きした後、構想をふまえ、今後目指したい「しまね消費者団体ネットワーク」(仮称)について7グループに分かれて、ワールドカフェ形式で意見交流を行いました。